■目次
2022年注目のトップインフルエンサー【YouTuber編】
2022年時点で最も影響力のあるインフルエンサーはいったい誰?
今回は【YouTuber編】と題し、チャンネル登録者数100万人以上のトップインフルエンサーをご紹介していきます。
トップインフルエンサーとは…?
トップインフルエンサーとは一般的に、SNSのフォロワーが100万人以上の方たちを指します。
インフルエンサーと呼ばれる人たちのなかでも影響力は抜群で、1つの投稿に対し「いいね」や「リツイート」が万を超えることも少なくありません。
発信される情報は広く拡散され、ニュース等でもたびたび話題に取り上げられます。
SNS流行前からTVを通じ露出の多かった人たちはもちろん、Twitter(ツイッター)・Instagram(インスタグラム)・YouTube(ユーチューブ)での投稿をきっかけに認知度を高めた方もいらっしゃいます。
影響力の高さから今では「インフルエンサーマーケティング」という言葉も定着し、企業が商品PRを依頼するケースも一般的となりました。
詳細はこちらの記事でご覧いただけます。
■インフルエンサーとは?意味や定義、SNS別人気アカウントもご紹介
登録者100万人超!影響力の大きいYouTuber Top10
それではさっそく、YouTuberとして影響力の大きいインフルエンサーTop10を見ていきましょう。
今回は、もともと知名度があった方ではなく、YouTubeへの動画投稿をきっかけに人気を博した方々をご紹介していきたいと思います。
いずれも活動期間は10年前後と、いまやレジェンドとも呼べるような方々です。
YouTuberとしてはもちろん、TV出演、書籍の出版など幅広く活躍されています。
※ランキングは、チャンネル登録者数に加え動画の総再生回数、インスタをはじめとするYouTube以外のSNSのフォロワー数などを考慮しCliftty編集部の独断と偏見で順位付けを行っています。
HIKAKIN
言わずと知れたトップYouTuber、HIKAKIN。
YouTubeを中心に動画を投稿するかたわら、TV出演など幅広く活躍されています。
メインチャンネルである「HikakinTV」は登録者数1,000万人超。
サブチャンネルとして「HikakinGames」「HIKAKIN」「HikakinBlog」も運営し、チャンネル合計の総再生回数は100億回を大きく上回り、SNSのフォロワー数などを総合的に見ても、日本を代表するトップインフルエンサーと言えるでしょう。
YouTube登録者数 | 1,080万(HikakinTV) |
YouTube総再生数 | 99億1,19万回(HikakinTV) |
Twitterフォロワー数 | 617.8万 |
Instagramフォロワー数 | 101.8万 |
TikTokフォロワー数 | 170万 |
※2022年7月末時点
はじめしゃちょー
2012年からYouTubeへの動画投稿を開始し、YouTuberとして不動の地位を確立しています。
2021年12月には、HIKAKINに続き日本人2人目のチャンネル登録者数1,000万人を突破。
「5,000万円分のプレゼント企画」「3億円の豪邸買いました!」などスケールの大きい企画も話題です。
YouTube登録者数 | 1,020万(はじめしゃちょーhajime) |
YouTube総再生数 | 89億7,415万回(はじめしゃちょーhajime) |
Twitterフォロワー数 | 553.1万 |
Instagramフォロワー数 | 112.5万 |
TikTokフォロワー数 | 56.2万 |
※2022年7月末時点
フィッシャーズ
2010年に同級生同士で結成された6人組の男性グループ。
もともとは8人で活動をされていましたが、2015年と2022年にそれぞれ1名が脱退しています。
YouTube登録者数は国内7位(2022年7月末時点)。
2020年8月には、単独チャンネルとしては日本初の総再生回数100億回を突破しています。
YouTube登録者数 | 750万(Fischer’s‐フィッシャーズ) |
YouTube総再生数 | 142億4,100万回(Fischer’s‐フィッシャーズ) |
Twitterフォロワー数 | 133.6万 |
Instagramフォロワー数 | ‐(メンバーごとのアカウントを運営) |
TikTokフォロワー数 | ‐(メンバーごとのアカウントを運営) |
※2022年7月末時点
東海オンエア
愛知県を拠点に活動する6人組男性YouTuber。
2013年から動画投稿を開始し、スターへの階段を昇り始めました。
いまやメンバー全員がTwitterフォロワー数100万人超のトップインフルエンサー。
身体を張った企画・プライベートを削った罰ゲームも多く、10代はもちろん20代にも人気のYouTuberです。
YouTube登録者数 | 652万(東海オンエア) |
YouTube総再生数 | 107億4,525万回(東海オンエア) |
Twitterフォロワー数 | ‐(メンバーごとのアカウントを運営) |
Instagramフォロワー数 | ‐(メンバーごとのアカウントを運営) |
TikTokフォロワー数 | 51.8万(東海オンエア) |
※2022年7月末時点
ヒカル(Hikaru)
2013年から動画投稿を開始したYouTuberのヒカルさん。
2017年に公開した祭りに出展しているテキ屋に迫る動画は話題となりました。
2019年にはアパレルブランドを立ち上げ、実業家としても成功を収めています。
YouTube登録者数 | 477万(ヒカル Hikaru) |
YouTube総再生数 | 42億2,481万回(ヒカル Hikaru) |
Twitterフォロワー数 | 211.7万 |
Instagramフォロワー数 | 61万人 |
TikTokフォロワー数 | 45.3万 |
※2022年7月末時点
Seikin TV
HIKAKINの実の兄として、2012年からYouTubeでの動画投稿を開始。
ゲーム実況に加え、自身で作詞作曲を手掛けたオリジナル楽曲も多数アップされています。
兄弟でのコラボ動画も多数公開しており、人気動画クリエイターとしての地位を確立されました。
YouTube登録者数 | 435万(SeikinTV) |
YouTube総再生数 | 41億618万回(SeikinTV) |
Twitterフォロワー数 | 124.9万 |
Instagramフォロワー数 | 29.5万人 |
TikTokフォロワー数 | 26.3万 |
※2022年7月末時点
スカイピース
2016年から動画投稿を開始し、2021年にはチャンネル登録者数400万人を突破しました。
YouTuberらしい大食い企画やネタ動画をはじめ、定期的にオリジナルソングも公開し、アーティストとしても活躍。
2022年にはオリジナルアパレルブランドの立ち上げました。
YouTube登録者数 | 464万 |
YouTube総再生数 | 32億9,252万回 |
Twitterフォロワー数 | 85.5万 |
Instagramフォロワー数 | ‐(メンバーごとのアカウントを運営) |
TikTokフォロワー数 | 43.4万 |
※2022年7月末時点
コムドット
フリーで活動する男性5人組YouTuber。
2018年の結成ながら、現在最も勢いのあるYouTuberとして注目を集めています。
2021年には、マイナビティーンズラボ発表の「2021年上半期 ティーンが選ぶトレンドランキング」〈ヒト部門〉でBEST1に輝きました。
メンバー1人ひとりの個性も強く、10代を中心に支持されています。
YouTube登録者数 | 352万(コムドット) |
YouTube総再生数 | 23億4,623万回(コムドット) |
Twitterフォロワー数 | 54.8万 |
Instagramフォロワー数 | 105.4万 |
TikTokフォロワー数 | 130万(コムドットの日常) |
※2022年7月末時点
水溜りボンド
2014年に現在のメインチャンネルを開設。
メンバーのカンタとトミーは大学のお笑いサークルで出会い、コンテストへの出場経験もあります。
テレビ、TVCM等にも多数出演され、幅広く認知されているYouTuberです。
YouTube登録者数 | 401万(水溜りボンド) |
YouTube総再生数 | 38億1,843万回(水溜りボンド) |
Twitterフォロワー数 | ‐(メンバーごとのアカウントを運営) |
Instagramフォロワー数 | ‐(メンバーごとのアカウントを運営) |
TikTokフォロワー数 | 39.3万 |
※2022年7月末時点
すしらーめん《りく》
実験・検証系の動画を多数投稿しているYouTuber。
大がかりなセットで行われるスケールの大きい実験の数々は、視聴者の関心を引くものばかり。
現在は23歳の大学生でありながら、人気インフルエンサーとして活躍されています。
YouTube登録者数 | 620万(すしらーめん《りく》) |
YouTube総再生数 | 16億5,570回(すしらーめん《りく》) |
Twitterフォロワー数 | 91.8.万 |
Instagramフォロワー数 | 54.9万 |
TikTokフォロワー数 | 69万 |
※2022年7月末時点
2022年上半期 新人YouTuberランキングTop10
続いては、2022年上半期に注目を集めた新人YouTuberをご紹介していきます。
国内最大級のYouTubeデータ分析ツール「Kamui tracker」を運営する株式会社エミリーにより発表された「2022年上半期の新人YouTuberランキングトップ10」を参考に、
- 2022年上半期新人YouTuber 登録者数ランキング
- 2022年上半期新人YouTuber 視聴回数ランキング
こちらをチェックしていきましょう。
計測期間:2022/01/01-2022/06/24
調査対象:2022年1月1日以降に開設された、日本国内のチャンネル登録者数1,000人以上のYouTubeチャンネル
出典:https://eviry.com/
(1)2022年上半期 登録者数ランキング
まずは2022年上期でもっともチャンネル登録者数を集めた方々のご紹介です。
人気の理由も含めて解説していきます。
1位:ガーシー
2022年上半期の登録者数ランキング1位は、「東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】」。
2022年2月17日にチャンネルを開設から、4か月程度にも関わらずチャンネル登録者数は100万人突破。これまでの芸能人との交流で見てきた裏側を暴露するという内容で大きく注目を集めました。
そして夏の参院選ではNHK党から出馬し、まさかの当選。
2022年上半期でもっとも世間を騒がせたYouTuberとなりました。
しかし、7月13日にメインチャンネル、サブチャンネルともにアカウントがBAN(停止)。
複数の動画にプライバシー侵害による注意喚起が入っていた為です。
さらにTwitterアカウントの凍結やインスタライブの利用停止など、厳しい状況に追い込まれているガーシー。
海外で生活していることもあり、当選に伴う帰国があるのかどうか、動画投稿以外の面でも注目が集まります。
2位:にこちゃん放送局
2022年上半期で2番目にチャネル登録者数が多かったのは「にこちゃん放送局」。
こちらは女性2人組YouTuber「平成フラミンゴ」のメンバーNICOの個人チャンネルです。
平成フラミンゴは、2020年の初投稿から約1年でチャンネル登録者数100万人を突破した今注目のインフルエンサー。
2022年7月24日には、チャンネル登録者数300万人を突破しました。
今最も勢いのある平成フラミンゴNICOの個人アカウントということで、2022年1月の開設から半年でチャネル登録者数72万人を達成しました。
YouTube登録者数 | 72万 |
YouTube総再生数 | 799万 |
Twitterフォロワー数 | 47.6万 |
Instagramフォロワー数 | 139.7万 |
TikTokフォロワー数 | 140万 |
※2022年7月末時点
3位:リンリン共和国
2022年上半期のチャンネル登録者数3位は、同じく「平成フラミンゴ」のメンバーRIHOの個人アカウント「リンリン共和国」。
NICO同様1月に個人アカウントを開設し、57万人の登録者数を獲得しています。YouTube登録者数 | 57万 |
YouTube総再生数 | 192万 |
Twitterフォロワー数 | 35.6万 |
Instagramフォロワー数 | 102.7万 |
TikTokフォロワー数 | 81.5万 |
※2022年7月末時点
(2)2022年上半期 視聴回数ランキング
続いては、視聴回数ランキングを見ていきましょう。
Shorts動画を中心に投稿しているチャンネルのランクインが目立つ結果となりました。短い時間で完結し、関連動画がすぐさま流れる仕組みのShorts動画は、再生回数が伸びやすい傾向にあるようです。
1位:ぷりんす【ディズニー情報まとめ】
開設:2022年4月
東京ディズニーランド・東京ディズニーシーに関する動画をアップしているチャンネルです。
人気アトラクション「タートルトーク」のShorts動画が人気となり、上半期の再生回数ナンバー1チャンネルとなりました。
YouTube登録者数 | 8.1万 |
YouTube総再生数 | 2億8,917万 |
Twitterフォロワー数 | 3 |
Instagramフォロワー数 | ‐ |
TikTokフォロワー数 | ‐ |
※2022年7月末時点
2位:【Shorts】Kevin’s English Room
開設:2022年3月
ケビン、かけ、やまの3人組YouTuber「Kevin’s English Room」のサブアカウントが第2位にランクイン。
バイリンガルであることを特徴に、日本とアメリカの違いをShorts動画だけで発信しているチャンネルチャンネルです。
メインチャンネルは、登録者数146万人と人気のYouTuberです。
YouTube登録者数 | 20.6万(【Shorts】Kevin’s English Room) |
YouTube総再生数 | 1億8,545万(【Shorts】Kevin’s English Room) |
Twitterフォロワー数 | 5.6万(Kevin’s English Room) |
Instagramフォロワー数 | 56.4万(Kevin’s English Room) |
TikTokフォロワー数 | 130万(Kevin’s English Room) |
※2022年7月末時点
3位:大学生ズの恋。【アニメ】
2022年3月から毎日配信
理系男子と文系女子の日常をコント形式のアニメで発信しているチャンネルです。
一気に人気チャンネルの仲間入りを果たしました。
YouTube登録者数 | 44.2万 |
YouTube総再生数 | 1億8,087万 |
Twitterフォロワー数 | 3,952 |
Instagramフォロワー数 | 8,727 |
TikTokフォロワー数 | 15.7万 |
※2022年7月末時点
いちばん信頼/参考にしているインフルエンサーTop10(LINEリサーチ)
参考までに、LINEが実施している「いちばん信頼/参考にしているインフルエンサー・有名人」についての調査結果(2022年版)も見てみましょう。
こちらの調査は全国15~24歳の男女を対象としたアンケート調査で、若年層の意見を集めたものとなります。
※有効回収数:4734サンプル
※実施期間:2022年3月1日~3月3日
出典:https://research-platform.line.me/
5位以降は芸能人も混じる結果となりましたが、上位4名(グループ)がSNSを中心に活躍されていることを考えると、インフルエンサーが若年層に与えるの影響力の強さを感じますね。
1位:HIKAKIN
1位はYouTuberのHIKAKINさんで、2年連続の1位となりました。
2021年よりもポイント数を2倍近く挙げられています。
特に男性からの支持が高く、「男性15~18歳」「男性19~22歳」「男性23~24歳」と3つの年齢層別ランキングでもそれぞれ1位となりました。
2位:ひろゆき
2位も昨年と同じひろゆきさんです。
分かりやすい解説と相手の意見を論破するスマートさで、人気と信頼感を集めました。
YouTube登録者数 | 155万 |
YouTube総再生数 | 1億5,261万 |
Twitterフォロワー数 | 181.2万 |
Instagramフォロワー数 | ‐ |
TikTokフォロワー数 | ‐ |
※2022年7月末時点
3位:コムドット
3位はYouTuberのコムドット。
前年は10位のコムドットでしたが、2022年は3位と大きく順位を上げています。2022年下半期もより一層の注目が集まりそうです。
4位:東海オンエア
4位もYouTuberの東海オンエア。
安定した人気で2022年は4位にランクイン。メンバー個人個人でも多数のファンが付いており、若年層からの圧倒的な支持を得ています。
YouTuberは今や子どもの夢
日本FP協会が毎年発表している「小学生の将来なりたい職業」ランキングでは、2017年度から男子児童のなりたい職業として「YouTuber」がランクインするようになりました。
最新の2021年度は、72票で4位にランクイン。
テレビよりもYouTubeをみて育った世代には、既に職業の1つとして捉えられています。
一時期は「一過性のコンテンツ」として、YouTuberを揶揄する声も目立ちましたが、今や企業も積極的に広告を出稿する一大コンテンツ(メディア)として認識されるようになりました。
トップYouTuberであるHIKAKINをはじめ、子どもからの絶大な支持を得るYouTuberも多くいることから、今後も需要が衰えることはなさそうです。
人気YouTuberになる為に
人気YouTuberを目指すにあたり大切なことは、既に人気のあるクリエイターを分析していくことです。
動画内でのキャラクターや外見的な特徴、投稿頻度やSNSの活用方法など、成功している人には共通するパターンが見られます。
こちらの記事では、現役YouTubeマネージャーに人気クリエイターの特徴やチャンネル育成における考え方を取材しています。
YouTubeでの成功を目指す方は、是非現場のリアルな声を参考にしてみてください。
⇒YouTubeマネージャーに聞く!チャンネル育成の考え方【インタビュー】
2022年人気インスタグラマーランキング
インフルエンサーの活躍の場は何もYouTubeに限ったことではありません。
現在はInstagram内で多くのフォロワーを獲得し、人気を得ている「インスタグラマー」の方が多くいらっしゃいます。
「インスタ映え」という言葉が流行った通り、画像投稿をベースとするSNSの為、特に「美容・ファッション」「食」などの分野で活躍されている方が多いです!
人気ランキングはこちらのページでまとめていますので併せてご覧ください。
⇒2022年人気インスタグラマーランキング!フォロワー数やジャンル別に人気アカウントを紹介します!